下山事件と大統領暗殺事件という日米の未解決事件を絡めたストーリー。今回は夢の国みたいなビリーランドというテーマパークを日本に建設するという怪しい外国人が登場。２０世紀少年で描いたけど、ちょうど東京オリンピックが開催されている日本をもっと描いてほしい。キャラクター中心から、舞台を描いてその中でキャラクターを動かしてほしいな。このマンガは浦沢マンガの中でも一番スケールがでかいと思う。一体どこに着地させるのか、技術進歩でSFがSFで無くなってきた今、キリストから戦後まで話を行き来させているこのマンガに期待する。

2023/05/31

古代史ミステリであります。あらすじを読むと聖徳太子（厩戸皇子）が名探偵として崇峻天皇暗殺の真相を追究するような印象なのですが、実際にはむやみに関係者を疑ってかかるばかりで、血筋はともかく、天皇候補者として人格・識見に疑問が残るような。密室殺人の謎を(聖徳太子をさしおいて)解明してしまう仏師止利をはじめ、秦河勝、忍者の始祖大伴志能備等々、むしろまわりの仲間たちが優秀だったという感じです。奈良時代の風俗や衣食住の考証はまことに凝っているのですが、設定の消化に追われて、どうにも物語の面白さに繋がっていないのが残念。また、タイトルの崇峻天皇をはじめ、次々に死んでいく関係者たちは出てきたと思ったらもう死体という状態でして、生前の描写を欠いているため、「あれ？　この人、誰だっけ？」といった感じでショッキングな事件が続くわりには緊迫感がいま一つ。騎馬民族征服説が当たり前のように採用されていることに時代性を感じます。

2023/05/27

監督の作風がよく出ている

2023/05/27

面白かったです

2023/05/26

監督の作風がよく出ている

2023/05/24

モンスター狩りのヘルボーイが予言をもらう魔物の女王復活阻止にあちこち移動しまくるヘルボーイは魔王と知り世界が滅ぶが、彼の決断は？3行で言うとこんなところかゴールデンアーミーの前編かと思って視聴したら、時間軸が違うし、今回のが最新作なんだ！それでかえって分からなくなった。つまりは前作の炎の女や水の戦士はどうしたんだ？　今作は不在前半から真ん中まで、映像美とファンタジー要素は完璧であるが会話の間合いが早すぎる。他の作品のと見比べて良く分かった。間髪入れずの会話のヘルボーイワザとやっているのか見にくいのは相変わらず主役のヘルボーイがやたら単独で前進しまくって空回りしてる感があったな。ただ後半は「GANTZ」の彫刻星人の時のような素晴らしい映像美の戦いだった。人がゴミのようだ。普通に映像美だけで言えばさすがだったので、ファミリー向けとしてみればちょっと刺激が強いけど映像美だけはさすがでした。そして、ミラ様　今度は悪の女王様ですかいなんか新鮮。意味違うけどこれはこれで美しく撮っていましたね。いや見るのはミラ様ばかりじゃないな普通になんも損もなく楽しめる映画だった。

2023/05/21

友達にも送りました。

2023/05/17

極めて流麗で写実的な絵が素晴らしく、ページをめくるのがもったいなく感じるような本でした。主人公であるハーレイ・クイン博士（この作品に限っては、ハーリーン・クインゼル博士ではなくこちらの呼び名が妥当）がじわじわと連続殺人鬼ジョーカーに迫っていく緊張感がたまりません。勘の良い人なら途中で展開が読めたのかもしれませんが、自分はジョーカーが誕生する瞬間も「こう見せるか！」とシビれました。中盤、ストーリーではなく絵（？）の見せ方がガラっと変わる瞬間があるのですが、そこはぜひ予備知識なしで1枚1枚ページをめくるスリルを味わってほしいです。

2023/05/17