今を大切にすることの大切さを感じました。

2023/05/26

とても客観的に、歌謡曲のあらましを捉えている傑作です。まず本書の注目点は、歌謡曲を、ポップスと演歌に区分して、それらの総称として「歌謡曲」と整理している点だ。歌謡曲の全貌は大き過ぎて、既存の類書では、言及する範囲がまちまちであり、読者からすると理解しづらい点があったが、本書はそこをやすやすと飛び越えている。また歌謡曲の発展、変化を30年間という時間で捉えていて、歌謡曲の発展段階を、長期的に説明する解説は、抜群に分かりやすい。歌謡曲は60年代に米国音楽のカバーからスタートし、70年代に黄金期を迎え、80年台に多様化していったという、本書の提示する結論は、納得である。本書によれば、歌謡曲の絶頂は、キャンディーズ、山口百恵、ピンクレディー、沢田研二あたりになる。当時、制作現場の一線にいた、阿久悠、筒見京平、宇崎＆阿木などのクリエーターの偉大さも、著者は音楽家としての専門的な視点で解説している、これも読むどころ。確かに彼らも歌謡曲を通して、日本の音学業界に革新をもたらしていた。当たり前に消費していた歌謡曲の奥深さに感動した。お勧めの1冊。

2023/05/26

タイムフリー機能が使えないのは残念。radikoの利点は好きな時に好きな番組が聴けるところなのに。

2023/05/25

やっぱり！懐かしいく、毎日毎日！昔はよく聴いていたので、浸っています！

2023/05/23

昭和生まれのジジイ（私）にとってジャニーズは、なんか好きになれない存在ではあります。（ファンの方、ごめんなさい）ですが、V6の音楽性の高さはラジオで西寺郷太さんが熱く語っており、何曲か聴いただけですが、普通のアイドルとは一線を画すこだわりを感じました。楽曲だけではなく、歌とハーモニーもジャニーズの中では一番上手だと思います。私のようなアンチ方でも、まずは、エピソード１（For the 25th anniversary）の最後の曲「羽根〜BEGINNING〜」を聴く事をオススメします。これは名曲です。高一の娘が、岡田准一さんが映画「来る」に出てる事に気づかなかったようです。もうアイドルではなく、演技派俳優ですね。

2023/05/20

いわゆる認知症と愛情もの。いまでは手垢がつきすぎたので、公開から20年も経ってから鑑賞するにはハードルがあってしまっている気の毒な作品。それでもやはり、深い感動はある。ポスタービジュアルでもおなじみの雨の中のキスシーン。雨が映える映画とえいば、『ティファニーで朝食を』『ショーシャンクの空に』『雨に唄えば』『言の葉の庭』いろいろあるが、この映画もその中の1つ。

2023/05/16

ＥＤＭ。ここに出てくるドイツではトップクラスのＤＪたちも、日本ではほぼ無名。まるで自分たちが時代の寵児でもあるかのような自信たっぷりのインタビューが、かなり痛い。日本のポップミュージシャンにも共通してるけど、こうした連中はあっという間に、廃れて、「ああ、そんな人もいたな」で終わってしまうのである。特に彼らは自分で音楽を「創作」してるわけでもなく、他人の作った曲をＤＴＭでいじくっただけで、何億（円換算）と稼いでしまった。それを考えると、まさに時代のあだ花、空っぽな中身でも成り立ってしまう、現代の音楽産業の恐ろしさを伝えるドキュメンタリー映画ともいえる。

2023/05/16

過去作でもヒトが勝手に生命をいじる事への警鐘が鳴らされていたが、本作はその後始末・総決算といった趣が強い。廃墟となったパークもただ滅びゆくのみの諸行無常、残った恐竜たちはよりによって上流社会のオモチャにされ…という末期的様相。ワクワク感は少なく、どうケリをつけるかといった重いニュアンスがある。最後の決断は子供の仕業だけど、あれは映画的妥協であってほんとはクレア自身の意思なんだろうなと思う。

2023/05/15

主人公のオギーを応援して、オギーに友達が出来たら一緒に喜んだ。ご都合主義に感じる点もあるが、登場人物が魅力的でテンポも良いし、明るい場面の方が多いので純粋に楽しめた。子役たちがかわいい。

2023/05/13